品質管理の中で大切なこと、ひとつは「お客さまの視点を忘れないこと」もうひとつは「自分の目で確かめること」だと私たちは考えています。
そのために、衛生規格、味や香り、配送時の温度管理など、様々な基準や規格を定め、それらの条件を満たしたものだけを商品や原材料として認めています。
また、商品を製造している工場の製造工程も品質保証グループのスタッフが随時確認しています。
モスの品質管理基準
①「食品衛生」は万全か ~ 商品の衛生検査
食に携わるものとしてまずやるべきこと、それは「その食品が安全であるかどうか」の確認です。
私たちは「微生物の数」をその基準のひとつとしています。それぞれの商品の規格、基準に合致しているか、製造工場とモスバーガー本部の両方でチェックしています。
②「色と形、味、香り」に異常はないか ~ 自分で確かめる、官能検査
食品は安全であっても、こげていたり、割れていたり、色や形、味、香りが大きく違っていては意味がありません。色と形、味、香りなどを確認することは「官能検査」と呼ばれていますが、この検査も製造工場とモスバーガー本部の両方でチェックし、いつものおいしさが保たれているかを確認しています。
- 色
- 定められた色合いであるか、こげたりしていないか、など
- 形
- 大きさ、重さは基準通りか、割れたり折れたりしていないか、など
- 味、香り
- 複数の担当者が実際に食べることで確認しています
③「いろいろな食材をできる限り一定の温度で」~ 配送時の温度管理
品質管理で気をつけなければいけないことはまだあります。それは「安定した品質を保つための温度管理」です。
私たちが扱う食材の特徴に合せて冷凍・チルド(冷蔵)・常温と三つの温度帯を設け保管、配送しています。お店に配送する車両にはこの三つの温度帯の食材を同時に運べる車両を使い、それぞれの食材の特徴に合せた温度管理で安定した品質を保つよう、工夫しています。