「レタスは非常にデリケートな作物で、
ちょっとした土壌の変化や、気象の変化で大きく品質が
左右されてしまうんです。
だから、おいしいレタスにとって一番よいことは何か?を
常に考えて栽培を行っています。」
茨城県八千代町のレタス生産者、増山さんはそう語ります。
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元気でおいしいレタスは、
健康な土でなければ育たない。
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その中でも、土はレタス作りには欠かせないポイント
だそうで、土壌を診断して、使用する肥料が土に本当に
必要かを判断し、
使用量を算出して堆肥の量を決めているとのこと。
そのこだわり方は、もはや科学の領域です!
そして収穫を終えた畑はいつも健康な状態に手入れして、
次の栽培につなげるそうです。
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こうした地道な取り組みの積み重ねが、
「色」「形」「大きさ」そして「甘味」のあるレタスの
安定した収穫量を支えているんですね。
さらにもうひとつ、おいしいレタスを収穫するための
こだわりが増山さんにはあります。
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「レタスはなんといっても朝採りです!
日の出と同時に、早い時で朝の5時から収穫します。
気温が低い朝はレタスの温度が上がらず、
鮮度を高い状態が維持できるんですよ。」
今度モスでシャキシャキなレタスを食べるとき、
朝焼けの中で収穫される風景をちょっと想像して
みてください。