1987年に誕生したモスライスバーガー。
そのきっかけは、日本で生まれたモスらしい、
いたってシンプルな想いでした。
「日本人の主食であるお米を使って、
何か商品ができないだろうか?」
でも実は、お米を使うという発想には、
魅力的な利点がありました。
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最大の難関だったライスプレートづくり。
ヒントは日本でおなじみの、あの食べ物。
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お米を使うことで、日本人の食卓に並ぶ
あらゆるおかずを具材にできるのです。
一方、大きな問題もありました。
世界で初めてのお米のバーガーを
作るノウハウなど、モスはもちろん、
世界のどこにも存在しなかったのです。
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最大の難関は、ライスプレートをつくることでした。
パンの代わりにごはんを使うには
型崩れしないことが欠かせない条件。
しかし、強く固めると粒がつぶれて食感が悪くなり、
食感を優先するとプレート状になりませんでした。
苦心の末にたどり着いたのが「焼く」という答えでした。
そう、「焼きおにぎり」の発想です。
※画像の商品は現在、販売しておりません。-
醤油を塗りライスプレートを焼いてみると・・・
崩れにくい!香ばしい!そのままでもおいしい!
こうして完成した初代モスライスバーガーは、
大きな話題を呼び、いまや定番商品に。
味だけでなくアイディアにまで日本らしさが
ぎゅっと詰まったモスの自信作なのです。