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「ベトナム カゾク」で1期生が新しく仲間になりました

開講式の様子

開講式の様子

モスフードサービスは2019年10月より、ベトナム国立ダナン観光短期大学及びスガヌマグループベトナムと教育連携協定を締結し、「外食業特定技能測定試験合格」「MFC(モス フードビジネス カレッジ)講座修了」を支援する教育プログラムをベトナムにて開始しました。
外食特定技能試験合格、そしてMFC修了認定を得た特定技能社員に対して、家族のように寄り添い外食業人材としての成長を支援します。また、日本国内での就業5年後の在留期間終了後も母国やアジア諸国にあるモスの仲間として飲食、外食業界にて就業いただくことをサポートするこの取り組みを「ベトナム カゾク」と名付けてプロジェクトを進めてきました。

2020年に予定していた来日は、新型コロナウイルス感染症の影響で当初の計画が延期となりましたが、その間はオンラインで企業理念やフードビジネス、店舗運営、日本語などの授業を継続的に実施してきました。
当初計画から2年後の2022年5月17日(火)、来日した14名並びに国内で採用した2名を含む1期生16名によるMFC開講式をおこない、モスバーガー店舗の業務を習得するMFC講座を受講しました。

1期生は、コロナ禍により来日するまでの期間が長くあったなか、「先生やモスの社員から激励をもらい、家族の応援もあって頑張れた」「日本語会話力向上のためのオンライン講座もあり、待つ理由もわかっていたので心配はなかった」「辛いこともあったが、先生への感謝の気持ちやここで諦めたら後悔するという思いで乗り切れた」など、さまざまな思いを持って来日してくれました。
研修中は「ハンバーガーに入れるマヨネーズやレタスの量を、商品ごとに調整するのが難しい」「ミートソースをかけるのがとても難しいが、お客さまにおいしいハンバーガーを提供したいのできれいに作れるようになりたい」など苦戦しながらもとても前向きで、やる気に満ちた感想を聞くことができました。
6月中旬には、1期生全員がMFC講座の最終検定試験に合格し、東京都内の店舗にて就労を開始しています。

研修の様子

研修の様子

こうした取り組みにより、国籍を問わず国内外で活躍するフードビジネス人材の育成につなげ、ダイバーシティの実現を目指しています。